殺菌
「殺菌」という言葉について解説します。
「殺菌作用」「殺菌消毒」といった言葉で皆さんにも身近な言葉と言えそうなこの「殺菌」という言葉。
漢字から意味は想像がつきそうですが、除菌や滅菌との意味の違いと聞かれるときちんと答えられる方はそう多くないかもしれません。
また、ここでは殺菌する方法、効果があるものなども紹介します。
ぜひ最後までご覧いただきこの言葉について整理・理解してみてください。
殺菌(さっきん)の意味とは
殺菌(読み方・さっきん)とは「病原性や有害性のある最近を殺すこと」という意味の言葉となっています。
殺菌消毒と言った場合、有害な細菌を殺して綺麗にすること。となることが分かると思います。
昔からある殺菌の方法としては熱湯に容器などを入れて殺菌する煮沸消毒があります。昔は衛生環境もそれほど良くなかったこともあり、食器など買ってきたものは熱湯に入れて煮沸消毒してから使っていました。
今も昔も変わらないのは哺乳瓶など赤ちゃんが口にするもの使うものに対しては必ず熱湯で殺菌するので、子育て世代にとっては馴染みある殺菌方法かもしれません。
他にも殺菌効果で知られているものに「にんにく」があります。にんにくの殺菌作用はかなり強く、食べ過ぎてお腹を壊してしまうのはその強い殺菌作用で胃や腸の最近を沢山殺してしまうからとも言われています。
ちなみに、殺菌と並んでよく目にする「除菌」「滅菌」ですが、
- 除菌=有害な細菌を取り除くこと
- 滅菌=有害・無害問わず、細菌を死滅させること
殺菌の使い方・例文
- アルコール消毒はアルコールが細菌の細胞膜を破り、殺すものなので、除菌ではなく殺菌の一つとなっています。アルコール度数40%を超えてから殺菌効果が出てきて、70%が一番よく効く度数と言われています。