滅菌
「滅菌」という言葉について解説します。
この言葉は、滅菌室、滅菌アルコール、滅菌ガーゼといった形で医療系のニュースや話題で見かけることが多い言葉だと思いますが、昨今(2020年4月現在)では、新型コロナウイルスの流行を受けて目にしない日はないと言えるかもしれません。
それほど注目されている言葉ですので、意味や使い方はきちんと把握しておきたいところ。
ここでは滅菌の意味や除菌、殺菌といった言葉との違いも紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、きちんと整理・理解してみてください。
滅菌(めっきん)の意味とは
滅菌(読み方・めっきん)とは「有害・無害問わず増殖性を持つ細菌を完全に死滅させること」という意味の言葉となっています。
滅菌室、滅菌アルコール、滅菌ガーゼと言った場合、とにかくあらゆる細菌が存在していない、存在させないもの。となるのが分かるのではないでしょうか。
ちなみに除菌、殺菌のそれぞれの意味は
- 除菌=細菌を取り除くこと(殺さない。最近を減らすこと)
- 殺菌=有害性のある細菌を殺すこと(無害な細菌は殺さない)
除菌と殺菌に比べると滅菌はあらゆる細菌を死滅させることなので、かなり強い意味になることが分かるのではないでしょうか。
新型コロナ感染予防としては滅菌アルコールで触れるところを消毒するといったことは有効と言われています。
滅菌の使い方・例文
- 怪我をした時に滅菌ガーゼを使うのは、傷口から細菌が入らないように滅菌されたものを使う必要があるため。