かなぐり捨てる
「かなぐり捨てる」という言葉について解説します。
「恥も外聞もかなぐり捨ててお願いする」「着ているものをかなぐり捨てて飛び掛かる」といった感じで使われるこの言葉。
みなさんも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
意味も「捨てる」という言葉が入っているところから、想像がつきそうですしみなさんもなんとなく分かっていると思います。
とはいえ、「かなぐり」とは?と聞かれると言葉に詰まってしまうかもしれません。
ここではそんな「かなぐり捨てる」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
かなぐり捨てるの意味とは
かなぐり捨てるとは
- 身に着けているものを荒々しく取って放り出す。
- 全部捨て去る
恥も外聞もかなぐり捨てて。と言った場合は「恥も外聞も全て捨て去って」となり、着ているものをかなぐり捨てて。と言った場合は「着ているものを乱暴に放り出して」といった意味になることが分かるのではないでしょうか。
ちなみに、かなぐり捨てての「かなぐり」ですが、古語で「掻き殴る」の意味の「かなぐる」が変化したものとして「荒々しく払いのける」「乱暴にふるまう」として使われいたと言われており、そこから来ていると言われています。
ということで、1の身に着けている荒々しく放り出す。という意味が本来の意味に近く、そこから2の意味も持つようになったと言えるのかもしれませんね。
かなぐり捨てるの使い方・例文
- 仕事、お金、家族、全てをかなぐり捨てて、自由を手に入れた。