生活様式
新型コロナウィルスの流行によって生まれた言葉、「新しい生活様式」。
感染拡大防止のための様々な事柄が挙げられていますが、そもそも「生活様式」とは何なのでしょうか?
今回は「生活様式」という言葉について詳しく解説します。
生活様式の意味とは
生活様式とは「ある社会に所属している人々の中で共通して成り立っている生活のあり方」という意味です。
もっと広い意味で、特定の個人や集団、文化が持つ興味や意見、行動なども指します。
たとえば「環境保全のためにごみの少ない生活をする」というのも一つの「生活様式」です。
個人的な心がけでもあり、行政などが呼び掛ければ一つの集団認識となります。
新型コロナウィルスが猛威を振るった2020年に掲げられた「新しい生活様式」とは、感染症の拡大を防ぐことを目的とした生活のあり方です。
具体的には人と人との距離をとったり、手洗いやうがいを徹底したり、マスクを着用したりといったことを日常的に行うよう心がけることを政府が薦めたものです。
これらは唾などから発生する目に見えない飛沫を体に取り込まないようにするための感染予防対策です。
コロナウィルスは飛沫感染する性質を持っており、また症状が出ない人でも感染している可能性があることから、うつされることだけでなく意図せずうつすことをも防ぐための生活様式が推奨されているのです。
生活様式の使い方・例文
- 世界的な伝染病の流行が、人々の生活様式を一変させた。
- 生活様式は、住んでいる地域や所得の差によって異なる。