インスタンス
皆さんは「インスタンス」という言葉をご存知でしょうか。
英語で「instance」は「事実」などの意味ですが、それとは別にコンピューターの分野でよく使われる言葉です。
インスタンスの意味とは
インスタンスとは「事実。実例。実体。」「プログラミングの分野において、オブジェクト指向言語における具体的な実体」という意味です。
英語では「instance」と綴ります。
現在カタカナ語として使われている例のほとんどが、2つ目の意味で使われています。
とはいえ2つ目の意味は、専門知識の無い方にとっては何を言っているのかさっぱり分からないと思われますので、かみ砕いて解説します。
まず「オブジェクト」とは「物体」のことで、プログラミングの分野では、どんなものかを表す「属性」とどう動くかを表す「操作」の要素を持ったものを指します。
この「オブジェクト」に注目した表現が「オブジェクト指向」です。そして、そこにどんなものがあってどう動くのかということを記述するプログラミング言語が「オブジェクト指向言語」です。
「オブジェクト」には「クラス」と「インスタンス」の二種類があります。
「クラス」はプログラムの雛型であり、そこに具体的な数値を入力すると「インスタンス」となります。
大雑把に理解するのなら、「Y=2X」という数式が「クラス」だとすると、Xに2を代入すればY=4となる、この「4」という数が「インスタンス」となります。
インスタンスを使った文章・例
- インスタンスの概念を理解するのは、プログラミングの勉強に必要不可欠なことだ。
- インスタンスとは何かを知らないままプログラミングをしている人もたまに存在する。