インデント
皆さんは「インデント」という言葉をご存知でしょうか。
パソコンで文書作成をするのに役立つ機能であり、覚えておくととても便利です。
今回は「インデント」という言葉について詳しく解説します。
インデントの意味とは
インデントとは「テキストエディタソフトにおいて、文章の先頭に一字分の空白を入れる入力規則。字下げ。」という意味です。
テキストエディタの中でも、書類や原稿など整った文章を制作するワープロソフトに搭載されていることが多い機能です。
原稿用紙に文章を書くときは、文頭が記号である場合を除き、行の頭に一文字分空白を入れるという規則があります。
これを「字下げ」といいます。
この「字下げ」を自動で行うことができるのが、ワープロソフトにおける「インデント」機能です。
設定を有効にしておけば、改行して段落を変更するごとに、文頭に一文字分の空白が自動で挿入されます。
「インデント」は、美しく整った体裁の文章を作るのに役立つ機能の一つです。
似た機能として他に「タブ」というものもあり、行頭一文字だけでなく、箇所と位置を指定して字下げすることができます。文頭だけでなく文末の位置を調節することも可能です。
「タブ」という言葉は他の種類のソフトウェアでもよく使われており、その意味もソフトウェアごとに異なるので注意が必要です。
インデントを使った文章・例
- インデントを有効にするのを忘れたまま文章を打ち込んでしまい、手動で字下げをすることになった。
- ソフトによっては、文頭に空白を入力すると、それ以降は自動でインデント機能が働く設定になっている。