「堂々巡り」とは?意味や使い方を解説します!

「堂々巡り」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「堂々巡り」について解説します。

目次

  1. 堂々巡り
  2. 堂々巡りの意味とは
  3. 堂々巡りの使い方・例文

堂々巡り

皆さんは「堂々巡り」という言葉をご存知でしょうか。

「どうどうめぐり」という読み方、意味や由来など、詳しく解説します。

堂々巡りの意味とは

堂々巡りとは「議論や思考が進まず、同じところで巡っていること」という意味です。
読み方は「どうどうめぐり」です。

また、複数の人が手をつないで輪を作り、ぐるぐると回る遊びのことも「堂々巡り」と呼びます。

言葉の由来は、祈願のために寺社のお堂の周りを何周も回ることから来ています。
京都の清水寺では本堂の周りを繰り返し回ってが願掛けすることを「お百度参り」と呼び、これこそが「堂々巡り」の直接の由来であるとする説もあります。
この習慣が地方へと広がって意味が変化したのか、一般的には同じ寺社へ毎日百回続けてお参りすること、あるいは一度に百往復してお参りすることを「お百度参り」と呼びます。

一つの願いを叶えるためにぐるぐると回り続ける、何度も繰り返し続けるというのは一見素晴らしいことのように思えます。
しかしそれは同時に、そこで気持ちが停滞し続けるということでもあります。
それが恨みつらみなどの暗い情念からくるものであればなおさら、そこから離れることも必要だと思われるでしょう。
そんな様子を比喩表現とした「堂々巡り」は、まさに的確な例えだと言えるのではないでしょうか。

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堂々巡りの使い方・例文

  1. 気がつけば議論は堂々巡りになっており、全く話が進んでいない。
  2. したいことがあっても時間もお金もない。あれこれ考えても堂々巡りだ。

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