WBGT
「WBGT」という言葉について解説します。
みなさんはこのWBGTという言葉を見聞きしたことはあるでしょうか。
英語、カタカナ苦手だわ~という方にとっては何を意味する言葉なのかピンと来ないかもしれませんし、もちろん初見だという方にとってはなんのことやらさっぱりだと思います。
しかし、このWBGTという言葉、ともするとご自身やご家族の命に関わってくるような言葉なのです。
おそらくこれから毎年話題になる言葉となります。
ということで、ここではそんなWBGTという言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
WBGT(暑さ指数)の意味とは
WBGTとは「Wet Bulb Globe Temperatureの略で、湿球黒球温度と訳され、熱中症予防に用いられる指標」となっていますが、分かりやすく「暑さ指数」と言われることが多いようです。
このWBGTは、1954年アメリカで熱中症予防のため提唱された指数です。
WBGTは人体の熱収支に影響の大きい「湿度」「輻射熱」「気温」の3つを取り入れた指標となっており、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。
計算式は屋外、屋内でそれぞれ計算しますが、現在はこの暑さ指数を表示してくれるWBGT計が販売されています。
またWBGT計のアプリなども多く開発されています。
気候変動により、日本の夏は熱中症とどう付き合っていくかという課題が出てきています。
みなさんもこのWBGT、暑さ指数という言葉をぜひ覚えてみてください。
WBGTの使い方・例文
- WBGT測定器が一家に一台、一人に一台という時代が来るかもしれない。