憧憬
「憧憬」という言葉について解説します。
「憧憬の的」「宇宙に憧憬する」といった感じで使われるこの言葉ですが、みなさんはこの「憧憬」という言葉、読み方はどう読んでいるでしょうか。
そして、どのような意味かご存じでしょうか。
この言葉は意味は一つですが、読み方が二通りある珍しい言葉ともなっています。
ということで、ここではそんな「憧憬」という言葉について、意味や読み方・使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

憧憬(しょうけい・どうけい)の意味とは
憧憬(読み方・しょうけい、どうけい)とは「あこがれること、あこがれる気持ち」という意味の言葉となっています。
ということで、「憧憬の的」といった場合、そのまま「あこがれの的」という意味になり、「宇宙に憧憬する」といった場合、「宇宙にあこがれる」ということになります。
ちなみにこの憧憬の二通りの読み方ですが、本来は「しょうけい」と読みますが、慣用読みで「どうけい」とも読むようになっています。
慣用読みというのは、本来の読み方ではないものの、多くの人がそう読むため認められた読み方です。
間違いだけど、みんなが使っている読み方なので、この言葉についても「どうけい」と読んでいる方の方が多いのかもしれません。
どちらも通じる読み方なので、どちらか一方を覚えておいても問題ありませんが、併せて覚えてみても良いのではないでしょうか。
憧憬の使い方・例文
- 坂本龍馬は、異国の文化に対して憧憬の気持ちがあったのかもしれない。