トリプルスリー
野球の試合中継を見ていると解説の人などが「トリプルスリー」という言葉を耳にするかと思います。
2015年度には流行語対象にも選ばれた「トリプルスリー」ですが、野球に詳しい方はトリプルスリーの意味について理解していると思います。
しかし「トリプルスリー」という言葉は野球に詳しくない人にはピンとこない言葉かと思います。
この記事では、そんな「トリプルスリー」について解説していきます。
トリプルスリーとは
トリプルスリーとは「1シーズンで打率3割ホームラン30本盗塁30本を達成すること」を表します。
この言葉は、2015年にヤクルトスワローズの山田哲人選手とソフトバンクホークスの柳田悠岐選手の2選手が10年以上ぶりに達成したことで有名になりました。
トリプルスリーは、打率3割以上にキープするミート力とホームランを打つためのパワーと盗塁を成功させるための走力が必要なことはもちろん、規定打席に到達するために怪我をしない身体が必要になります。
2017年現在でトリプルスリーの歴代達成者は10名で、山田哲人選手が2015年と2016年に連続達成したので11回達成されています。
1シーズンで打率4割ホームラン40本盗塁40本を達成すること「トリプルフォー」と言いますが、プロ野球では達成者はいません。
また、40本盗塁40本することはダブルフォーではなく、フォーティー・フォーティーと呼びます。
フォーティー・フォーティーも日本での達成者はいません。