同郷
「同郷」という言葉について解説します。
「同郷のよしみ」「同郷の友人」といった形で使われることの多いこの言葉。
みなさんも一度は見聞きしたことがあると思います。
ノスタルジックな雰囲気がある言葉ですが、昔に比べて使う機会や目にする機会が減ってきているような気がします。
地方の都市化や、大都市一極集中などが関係しているのかもしれません。
ということで、ここではそんな「同郷」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

同郷の意味とは
同郷とは「同じ地方の出身であること」という意味の言葉となります。
ということで、「同郷のよしみ」といった場合は「同じ地方出身であることからくる親しみ、付き合い」という意味になることが分かると思います。
出身と言っても、ただ単にその地方で生まれただけでは同郷のよしみ、同郷に対する思いというのは湧かないかもしれません。
やはりその地方で生まれ、育ったという思い出、愛着があればこそではないでしょうか。
現代では「ふるさと」「郷土」「故郷」「田舎」といった感覚自体が薄れてきている気がしますが、大切にしたい感性・感覚であるように思います。
とはいえ、仕事上だけのお付き合いでも同郷だと分かると、他の人よりも親近感を抱くのは人間の性と言えるのかもしれませんね。
同郷を使った文章・例
- うちのワンマン社長は同郷だと分かった途端に態度がコロっと変わるクセがある。
- 日本を騒がせた犯人と同郷、しかも町名まで一緒で、なんだか複雑な気分だ。