離縁
「離縁」という言葉について解説します。
みなさんはこの「離縁」という言葉を見聞きしたことはあるでしょうか。
時代劇や昔の映画などで出てきたり、法律関係の話題で出てきたりする言葉ですが、あまり日常の中で馴染みのある言葉ではないかもしれません。
そのため、初めて見たという方も少なくないのではないでしょうか。
なんとなく、字面から察するにあまり自分の身の回りで使うことがない方が良い言葉という気もしますよね。
ここではそんな「離縁」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
離縁の意味とは
離縁とは
- 夫婦や養親子の関係を絶つこと
- 法律上、養子縁組を解消すること
時代劇や昔の映画で出てくる離縁は1の意味で使われているようです。夫婦が別れる時にも「離縁した」などと言います。
現代で離縁といった場合は2の意味を指します。養子縁組などで作られた親子関係を解消することを離縁と言います。
ポイントは養子縁組などで作られた親子関係の解消というポイントです。
現行の法律では実の親子関係を解消する方法はありません。あくまで実の親子ではない関係の解消を指しています。
このポイントを押さえておかないと誤用してしまうかもしれないので、併せて覚えてみてください。
離縁を使った文章・例
- 離縁されたいのか!と、おっかぁに啖呵を切ったら、離縁されたのは俺の方だった。
- 養子に取った息子だったが、これ以上は面倒見切れなくなり仕方なく離縁することにした。