お目が高い
「お目が高い」という言葉について解説します。
みなさんもテレビショッピングなどで「さすが奥様、これをお選びになるとはお目が高い!」のような言い回しを見聞きしたことがあると思います。
実際に目が高い位置にあるという意味でないのは、誰もが分かっていることですが、この慣用句のちゃんとした意味はご存知でしょうか。
なんとなく雰囲気でセンスが良いといった感じで捉えている方も多いかもしれません。
ということで、ここではそんな「お目が高い」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
お目が高い(おめがたかい)の意味とは
お目が高い(読み方・おめがたかい)とは「よいものを見分ける能力をもっている」という意味の言葉となっています。
ということで、「これをお選びになるとはお目が高い」は「これを選ぶなんて、いいものを選ぶ力を持っていますね」という意味になります。
ともすれば、上から目線の言葉ともなってしまいそうですが、お目が高いという言い方は敬語なので目上の方に使っても問題はありません。
ただ、相手との距離感は注意した方がよさそうです。基本的に使われた相手はいい気分になれる言葉なので、どんどん使っていきましょう。
類義語として審美眼という言葉があります。審美眼は「美を的確に見極める能力」という意味の言葉ですので、こちらも併せて覚えてみてください。
お目が高いの使い方・例文
- お目が高いお目が高いと持ち上げられて、気付けば不要なものを沢山買ってしまっていた。