お世辞
「また、その様なお世辞を言って困ります」「お世辞を言ってくれてありがとう」といった具合でよく使用される言葉ではあります。
さらに、「そんなにお世辞を言っても何も出ませんよ」のように何らかのへつらいの対応に対して否定するような意味があります。
本当のところどのような意味があるのでしょうか?
お世辞の意味とは
「お世辞」は「心からではない相手への褒め言葉として愛そうを目的としてつかう言葉」を意味します。
なので、へつらいあるいは上辺だけの褒め言葉といった意味合いであって否定的な意味合いがあります。
なので、このように正確に理解しておくと正しく使用することができます。
また、読み方としては「おせじ」と呼んでこの読み方から理解できるように、この言葉の由来の一つは「世」の中を「辞」である言葉を使ってうまくやり通すというような意味合いがあります。
お世辞の類語
では、お世辞の類語としてどのような表現があるのでしょうか?
- 媚びる
- へつらう
- ゴマをする
- 機嫌取り
- 世渡り上手
英語での言い方とは
英語では「Flattery」で、英語でもへつらうという意味でのお世辞ということばは存在します。
そして、Flattery works on puppetts and foolsとは甘い言葉は愚か者を喜ばすという表現もあります。
日本と同じですね。
お世辞を使った文章・例文
お世辞を使った例文をご紹介します。
- お世辞を言ってくれてありがとう(皮肉を込めて)
- ここはお世辞も言えないほど酷い有様だ。
- 褒め言葉はお世辞のようではなく、心から話しましょう。