「乖離」とは?意味や読み方・類語を解説!

「乖離」という言葉の読み方と意味を解説していきます。難読語として有名な言葉ですが、意味はいたってシンプルで使いやすいため、覚えておくと便利です。今回はそんな「乖離」の意味・使い方などを紹介していきます。

目次

  1. 乖離
  2. 乖離の意味・読み方とは
  3. 乖離の類語
  4. 乖離を使った文章・例文

乖離

読み方の難しい言葉として「乖離」という漢字が存在します。

みなさんはニュースなどで聞く、「実情と乖離がある」という言葉の読み方や意味をご存知でしょうか。

「離」という字から大体のニュアンスは感じ取れても、具体的な意味だったり、正しい使い方が分からなかったり、そもそもなんと読むのか分からないという方も多いのではないでしょうか。意外にも使われる場面の多い言葉なので、この機会に理解しておきましょう。

乖離の意味・読み方とは

乖離とは、「そむき離れること、離れ離れになること」を意味します。

読み方は「かいり」です。

特に難解で馴染みのない「乖(かい)」という字は、訓読みすると「そむく」や「さからう」となり、離れてしまうことを意味します。また「そむく」という意味のため、元から一つだったものが分かれてしまうことを意味するのではなく、別々のものがさらに離れていった場合に用いられます。

よくある間違いに、「乖離する」と書くべきところを、「解離する」としてしまっていることがあります。読み方は同じ「かいり」ですが、前述した通り、少し意味合いが変わってしまいますので注意が必要です。
「乖離する」が、別々だったものがさらに大きく離れてしまうことを指すのに対し、
「解離する」は、元々一つだったものが分かれることを指しますので混同しないよう注意しましょう。

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乖離の類語

似ている意味の言葉に、

  • 離別(りべつ)
  • 隔絶(かくぜつ)
などがあります。

乖離を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 政治家の思惑と国民感情との間には大きな乖離がある。
  2. 選手同士の目標が乖離しているうちは、チームの結束力は決して高まらない。

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