一意専心
「一意専心(いちいせんしん)」という四字熟語の意味を解説します。
周りの事が目に入らず気が散ることもなく、ひたすら集中してる状態の人を見た時など「一意専心」という言葉を使い表現したりします。
この一意専心という言葉の意味をご存知でしょうか。この機会に意味を理解してみましょう。
一意専心の意味とは
一意専心の意味は「他に心を動かされることなく、一つのことに心を集中させること」となります。
読み方は「いちいせんしん」です。
「一意」の意味は、そのことだけいちずに、わき見をせずに、他のことに迷ったりせず、自らの信念に基づいて、一つの事に心を注ぐ、傾ける。
「専心」の意味は、心を一つの事に集中する。
訓読の時は「意を一つにし心を専らにす(いをいつにしてこころをもっぱらにす)」となります。
「専心一意」という言い方もします。
一意専心の類語
<類語>
「専心専意」「一心不乱」「一生懸命」「無我夢中」「一意繋心」
「一意攻苦」「一心一意」「一意奮闘」「全心全意」
「主一無敵」「他事無し」「猪突猛進」「馬車馬」
「遮二無二」「誠心誠意」
<英語>
「with all one's heart」「wholeheartedly」
一意専心を使った文章・例文
<例文>
- 今日は一日中部屋に籠り、絵を仕上げる事に一意専心する。
- 一意専心。日々の努力がこの結果となったのでしょう。
- 一意専心の気持ちで、これらの業務に邁進します。
- 書道というものは、一意専心の気持ちがなければ、このような字を書くことは出来ない。