「いけ好かない」とは?意味や類語を解説!

日常生活でも度々耳にすることがある「いけ好かない」という言葉。この記事ではそんな「いけ好かない」の意味や類語について解説していきます。

目次

  1. いけ好かない
  2. いけ好かないの意味とは
  3. いけ好かないの語源
  4. いけ好かないの使い方・例文

いけ好かない

いけ好かない(いけすかない)」という言葉の意味について解説します。

ドラマや漫画で「いけ好かない奴だ」といった台詞を聞いたことはないでしょうか。この台詞を口にした人は嫌いな人に対して言うことがほとんどですが、皆様はこの言葉の意味をご存知でしょうか?

もしご存知でなければ、ぜひこの機会に意味を知ってみましょう。

いけ好かないの意味とは

いけ好かないの意味は「何となく嫌い」「非常に気に食わない」「ひどく感じが悪い」となります。

いけ好かないという言葉は連語で、憎悪や批難・卑しみや苛立ちを強調する接頭語の「いけ」と、好きに打ち消しの助動詞である「ない」を付けたものです。

「好かない」の部分を略して「いけ好かん」とも言うこともあります。この言葉は会話の流れにおいて色々な意味を持ちますが、基本的には「何とはなしに嫌い」のように、なんとなく嫌いというニュアンスで使われます。ですが、「非常に気に食わない」という意味でも使われていることや響きのよい言葉ではないことから、口に出す際は気をつけたほうがよいでしょう。

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いけ好かないの語源

いけ好かないの語源ですが、接頭語の「いけ」という言葉は江戸時代から使われているそうです。意味は当時から憎悪や批難・卑しみや苛立ちのまま変わってはいません。

語源については、動詞である「生ける」の連用形とする説と、漢字の「余計」が転じたものとする説が存在します。足利方言や吾妻語という方言生まれの言葉と言われることもありますが、いけという接頭語は元々関東特有のものなので南下すると地域によってはこの言葉自体通じなくなることもあるそうです。

いけ好かないの使い方・例文

  1. あいつはキザでいけ好かない奴だ。
  2. いけ好かないオーラを出しているあの人は、話してみると案外気さくで気のいい人だった。

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