光陰矢の如し
「光陰矢の如し」ということわざの意味や類語、例文について解説します。
読み方は、「こういんやのごとし」となります。
光陰矢の如し(こういんやのごとし)ということわざを一度は、聞いたことや使ったことがある方は、多いと思います。
しかし、同時に、間違った意味で使われやすいことわざでもあります。
間違った意味で使うと、恥をかいてしまう危険性があるので、正しい意味を理解しておく必要があります。
日常生活やビジネスの場面で、スマートに使うことができると、かっこいいことわざなので、この機会に意味や使い方を理解していきましょう。
光陰矢の如しの意味とは
光陰矢の如しの意味は、「月日が経つのが早いことの例え」になります。
光は、「日」。陰は、「月」を指しており、月日が経つのは、放った矢のように早いという比喩表現が用いられています。
また、月日が経つのは早く、一度送ってしまったら二度と戻ってこない。
そのため、無為に送るものではないという戒めの意味もあります。
光陰矢の如しの類語
- 烏兎怱怱(うとそうそう)
- 月日に関守なし
- 歳月人を待たず
- 光陰流水の如し
- 光陰に関守なし
- 歳月流るる如し
- 盛年重ねて来らず
- 今日のあとに今日なし
光陰矢の如しを使った文章・例文
- 光陰矢の如しで、あっという間に年を取った。
- 年齢を重ねると、40年なんて光陰矢の如しだ。
- 結婚してから光陰矢の如し20年経った。
- わが子が今年、社会人になる。子育ては光陰矢の如しだった。