天真爛漫
「天真爛漫(てんしんらんまん)」という四字熟語は日常の中でも使う機会が多いものだと思います。特に子どもに対して「天真爛漫な子だな」といった使い方が多いですね。一般的に褒め言葉と捉えられている四字熟語ですが、悪い意味も含まれているので、年上の方や気にされる方に対しては使わないなどの配慮が必要です。
この記事では「天真爛漫」の意味や類語、使い方を紹介します。
天真爛漫の意味とは
「天真爛漫」は「てんしんらんまん」と読み、意味は「飾ることなくありのままで無邪気な様」を意味しています。基本的にはポジティブな意味を持っていて、明るい人や無邪気な人、世間ずれしていない人に対して使う言葉ですね。皆さんの周りにいる「天真爛漫」な人はきっと皆から愛される明るい人ではないでしょうか。
では、「天真爛漫」が悪い意味で使われるのはどのような場合なのでしょうか。明るい、無邪気、世間ずれしていない、といった意味から転じて「無知」「世間知らず」といったイメージも含まれていることも抑えておく必要があります。常識外れな人を皮肉るために使う場合もありますから、例え自分が肯定的な意味で使おうと考えていても、一瞬立ち止まって考えてみるとよいですね。
天真爛漫の類語
- 天衣無縫
- 純真無垢
天真爛漫を使った文章・例文
- あの子は天真爛漫に育ったなあ。このまま純粋なままで大きくなって欲しいね。
- 天真爛漫な部下を持つと楽しい反面、苦労することも多いだろう。
- 彼は天真爛漫に見えるが実は全て計算の上で行動している。