隣の芝生は青い
「隣の芝生は青い(となりのしばふはあおい)」ということわざの意味について解説します。
よく耳にしたり使ったりする「隣の芝生は青い」という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
隣の芝生は青いの意味とは
隣の芝生は青いの意味は「自分のものより、他人のものの方が何でも良く見えるもの」となります。
読み方は「となりのしばふはあおい」です。
元々は英語のことわざ
「The grass is always greener on the other side of the fence」
(まったく同じ色の芝生でも、向こうにあるものは青々として見える)
から使われるようになったのでしょう。
日本由来の「隣の花は赤い」よりこちらの方が多く使われています。
人間の競争心理を言い表した言葉です。
自分の身近にある物や人達は当たり前のように存在してるので、その良さを感じることがなくなってしまうのでしょう。
隣の芝生は青いの類語
<類語>
「隣の芝は青い」「隣の花は赤い」「よその花は赤い」
「隣の牡丹は大きくみえる」「他人の飯は白い」「隣の糂汰味噌」
「内の米の飯より隣の麦飯」「隣の芝生は青く見える」
「無い物ねだり」
隣の芝生は青いを使った文章・例文
使い方は人物や物を、比較対象とする相手がいたりする時に使います。
<例文>
- 隣の芝生は青いというけど、お隣の子供は行儀が良く賢い子で羨ましい。
- 新しく買った洋服を着ていったけど、友人の着てる洋服の方が素敵に見えた。こういうのを隣の芝生は青いなのよね。