煩悩
「煩悩(ぼんのう)」という言葉をご存知でしょうか?日常生活でも耳にする機会が多い言葉ですよね。
この記事では「煩悩」について、その意味や使い方などを詳しく解説していきます。
煩悩の意味とは
「煩悩(ぼんのう)」は「心身にまとわりつき心を乱す妄念・欲望」のことを指す言葉です。
本来は仏教用語ですが、日常的に使われているような間単な意味に言い換えれば、「人間が本来持っている欲であり、なにかを成し遂げる際に邪魔になるもの」となります。
「煩悩」の「煩」は「わずらわしい」、「煩悩」の「悩」は「なやみ」ですので、「何かを成し遂げる際に邪魔になるわずらわしい悩み」という解釈もできます。
「煩悩にまみれる」「煩悩のかたまり」などの表現ではマイナスなイメージとなりますよね。
日常的に使用される際は上記のとおりあまりよくないイメージを持ちますが、よいイメージとして使われる例もあります。
「子煩悩」という言葉をご存知でしょうか?これは「子供を大変かわいがる親」という意味で使われていますよね。「子供をわずらわしいと思う親」という意味ではありません。
この場合は「煩悩」が持つマイナスイメージとは反対にプラスの明るいイメージで使われています。
煩悩の数は108個とされています。
煩悩の数の由来は「本来日本ではたくさんあるものに対し8という数字を使ってきたから108個になった」など諸説あります。
煩悩の使い方・例文
- 抽選会や福引で煩悩にまみれるのは仕方のないことだ。
- 彼は独身時代からは想像もできないほど子煩悩だ。