仕舞う
「仕舞う(しまう)」という言葉を日常的によく使うと思います。
しかし、この言葉には実はたくさんの意味があるんです。また、今回ご紹介する【仕舞う】の他にも、【終う】、【蔵う】、【了う】などたくさんの漢字が充てられるのをご存知でしょうか。
こちらでは、たくさんある「仕舞う」の正しい意味や例文をご紹介しますので、ここで使い方を覚えて使い分けてみましょう。
仕舞うの意味とは
「仕舞う」にはいくつもの意味があります。大きく分けてご説明します。
1.仕事などをし終える、また、続けていたことを終わりにすること
2.使っていたものや外に出ているものなどをあるべき場所に片付けること。適当なところに納めること
3.ものごとにけりをつける。解決する
4.動詞の連用形に接続助詞である「て」をつけた言葉に続けて用いられ、その動作がすっかり終わったり完成したりすることや困ったことになったなどと不本意であることを表す 例:それを終わらせてしまいなさい。すっかり忘れてしまう。
思っていたよりもたくさんの意味があってビックリしてしまいますね。自分でも知らないうちにいろいろな使い分けをしていたことに気づかされます。
また前述したように、仕舞うにはほかにも漢字がたくさんあります。
≪終う»や≪了う»などは、物事を終わらせるという意味の時に使用されることが多く、≪蔵う»は片付けるという意味でより使われます。
仕舞うの使い方・例文
1.君の部屋を整理するには、まずこの散らかった本や書類を仕舞うことから始めたほうがよさそうだ。
2.このレポートを終わらせて仕舞えば、あとは待ちに待った夏休みだ。
3.そんなに悲しい顔をしないで。こっちまで泣きたくなって仕舞うよ。