「快刀乱麻」とは?意味や使い方を解説!

「快刀乱麻」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「快刀乱麻」の意味や使い方、類語や例文などを紹介します。

目次

  1. 快刀乱麻
  2. 快刀乱麻の意味とは
  3. 快刀乱麻の語源
  4. 快刀乱麻の類語
  5. 快刀乱麻を使った文章・例文

快刀乱麻

快刀乱麻(かいとうらんま)」という言葉の意味について解説します。

ネットニュースや新聞の記事などでよく見る言葉で、政治や野球ではしばしば登場しますが、みなさんはこの言葉の意味をご存知でしょうか。

快刀乱麻の意味とは

快刀乱麻(かいとうらんま)とは、「ややこしい物事を見事に解決してみせること」を意味します。

乱れ絡まった糸である「乱麻」を、切れ味鋭い「快刀」により両断することを意味し、解決困難な状況や問題を速やかにすっぱりと解決することを指します。

また前述したように、野球でもよく用いられ、「快投」と「快刀」をかけ、試合を通して好投を続けた投手の活躍を言い表すときに使われます。。

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快刀乱麻の語源

正式には「快刀乱麻を断つ」となり、語源は古代中国の書物「北斉書」だとされ、北斉の高祖が息子たちの判断力や思考力を試すため、絡まった糸(乱麻)をほどくように命じたところ、一人がそれを真っ二つにしたことが語源とされています。

快刀乱麻の類語

似ている意味の言葉に、「一刀両断」などが挙げられます。こちらは難題などにより様々な事柄を解決・処理・決断することをいいます。

また英語では「to cut the gordian knot(ゴルディアスの結び目を断つ)」という神話を基にした同じ意味の例えがあります。

快刀乱麻を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 社内の問題に対し快刀乱麻の解決をしてみせたのは、意外にも新入社員だった。
  2. チームが停滞を抜け出すために監督が打ち出した施策は、まさに快刀乱麻を断つものだった。

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