正味(しょうみ)
「正味」の意味や使い方、例文について解説します。
読み方は、「しょうみ」となります。
料理の分量などを示す際に用いられることが多い言葉です。
皆さんは、正味という言葉の正しい意味をご存知でしょうか。
関西の方言では、本来の意味とは別に、「正味」という言葉が用いられることがあります。
最近では、関西弁の「正味」が全国の若者に広がり、「しょーみ」という表記になって、大学生を中心に流行しています。
本来の意味と混同しないようにしたいところです。
今回は、同じ言葉でも地域や年代によって違った意味で使われる「しょうみ」について深く掘り下げていきます。
正味(しょうみ)の意味とは
正味(しょうみ)の本来の意味は、「余分なものを取り除いた本当の中身。実質的な数量。風袋を除いた商品だけの目方。掛値なしの本当の値段。表面に出ていない隠された真実。」になります。
本来の意味だけを見ても様々です。
更に、関西の方言の「しょうみ」は、「本当のところ。実際のところ」という意味で用いられることが多く、日常会話で頻繁に使われます。
大学生を中心に流行している「しょーみ」という言葉も関西弁と同じ意味になります。
正味(しょうみ)を使った文章・例文
本来の意味を使った例文は以下になります。
- レシピに書いてある正味は、実際に料理に使う部分の目方のことだからパックごと計ると誤差が出るよ。
- 作り方には野菜の皮を剥くと書いてあるから、正味200gというのは皮を剥いたあとのグラム数だよ。
関西弁での「しょうみ」の使い方は、以下になります。
- しょうみ、なんぼやったん?(本当のところは、いくらだったの?)
- しょうみの話が見えてこうへんわ。(本当の話が見えてこないよ。)