「山紫水明」とは?意味や使い方を解説!

「山紫水明」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「山紫水明」の意味や読み方、使い方や例文などを紹介します。

目次

  1. 山紫水明
  2. 山紫水明の意味とは
  3. 山紫水明の類語・対義語
  4. 山紫水明を使った文章・例文

山紫水明

山紫水明(さんしすいめい)」という言葉の意味をご存知でしょうか。

観光地の情報をまとめた雑誌などでは一冊の中に必ずといっていいほど登場する言葉ですが、この言葉単体では昔の詩人や画家の名前にも見えてしまうという方も少なくないようです。この機会に意味を理解しておきましょう。

山紫水明の意味とは

山紫水明(さんしすいめい)とは、「美しい自然の風景」を意味します。

日の光によって紫にかすむ山や、澄んだ美しい川のことを指し、「山紫水明の地」という形で山や川などの景色が美しい土地のことを言い表す言葉です。

観光地の宣伝文句はもちろん、数々のホテルや旅館の名前にも採用されていて、美術展などで「山紫水明 風景画」と銘打たれたものも多く存在します。また水が澄んでいるという意味から、焼酎や日本酒などの名前にも使われています。

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山紫水明の類語・対義語

似ている意味の言葉に、「風光明媚(ふうこうめいび)」があります。観光地などの宣伝文句ではよく、「山頂から見下ろす風光明媚な景色には思わず息を飲んでしまいます」というような使われ方をしています。

対義語には、「満目荒涼(まんもくこうりょう)」などが挙げられ、見渡す限り荒れ果てた土地が続くことを意味します。

山紫水明を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 景色だけではなく、本当に綺麗なまま保たれている自然は、まさに山紫水明の地と呼ぶにふさわしい。
  2. 観光雑誌の中に山紫水明とあり、読み方は分からなかったが、添えられていた写真から美しい自然のことだとなんとなく分かった。

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