オラつく
「オラつく」という言葉の意味をご存知でしょうか。
「オラつく男」や「オラついている女」などの使い方がされ、「オラ」という部分から方言かと勘違いされることもあるようですが、twitterや掲示板などで頻出するネット用語です。「震え声」や「ブヒる」とは違い、実際の会話に使える言葉です。今回はそんな「オラつく」を詳しく解説していきます。
オラつくの意味とは
オラつくとは、「人を見下していたり、横柄な態度をとる」という意味になります。
語源は「オラオラしている人」から来たとされ、他人に対して威圧的な態度をとったり、傍若無人な行為や、そうした態度や行為をする人のことを指す言葉です。また態度や発言だけでなく、服装や表情などのちょっと仕草まで、そうしたものを総じて「オラついている」と表現されます。
「おらつく」という書き方もされ、「おらついている系の女」「男子のおらつき具合」など様々な使い方がされています。言葉の性質上、ネットなどでは主に愚痴や批判として使われ、横柄な人間に対して面白おかしく皮肉る言葉として使われています。
オラつくを使った文章・例文
〈例文〉
- 酔った人間が多少オラつくのはまだいいとして、なんで一滴も飲んでない素面の奴であそこまでオラつけるんだ。
- おらつく系の客が来るのが頻繁に来ることなんか絶対に耐えられないから、自分には接客業は無理だ。
- 大学に入って新しい環境になってから急にオラつき出したよね、あいつ。あれが大学デビューってやつかな。