「七草がゆ」とは?意味やいつ食べるのかを解説!

「七草がゆ」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても実際に食べたことがない人も多いはず。この記事ではそんな「七草がゆ」をどうやって食べるのか、食べる意味やいつ食べるのかについても解説していきます。

目次

  1. 七草がゆ
  2. 七草がゆとは
  3. 七草がゆの材料・作り方
  4. 七草がゆの由来

七草がゆ

みなさんは「七草がゆ」という料理をご存知でしょうか。

お正月の時期になるとどこからともなく「七草」という言葉が聞こえてきますよね。歌とセットで覚えているという方もいれば、そもそも「七草」を一つも知らないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな「七草」を使った「七草がゆ」について、由来や食べる意味なども合わせて解説していきます。

七草がゆとは

七草がゆは、「1月7日に食べられる行事料理」のことを意味します。

春の七草を主な具材に使うお粥のことで、その年の健康を願い、1月7日に食べられます。

七草は「芹(せり)」、「薺(なずな)」、「御形(ごぎょう)」、「繁縷(はこべら)」「仏の座(ほとけのあ)」「菘(すずな)」「蘿蔔(すずしろ)」のことをさし、お正月の豪華なおせち料理の後の定番料理や、野菜が採れない冬場の栄養食という一面もあります。

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七草がゆの材料・作り方

七草がゆは先に挙げた「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」を刻んで入れた料理です。

味付けや調理法などは全国各地でアレンジされたものが存在し、そもそも材料に七草全部を使わない地域さえありますが、主に塩のみで味付けされます。一度湯通ししたものに塩を振って水気を切った後、お米と一緒に再度茹でてお粥にするのが一般的な調理法です。
また調理の際には「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先にストトントン(バタクサバタクサ)」と歌われ、子どもと一緒に七草の名前などを読む家庭もあります。

七草がゆの由来

中国では古くから1月7日は「人日の節句(じんじつのせっく)」という人を大切する五節句の一つに七種類の野菜で作る汁料理を食べられていました。その習慣が日本に伝わったことで始まったとされています。

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