「一応」と「一様」の違いとは?それぞれの意味を解説!

「一応」と「一様」の違いについて解説します。どちらも頻繁に使う表現です。しかし、一応と一様の二つは同じような意味を持つ表現と勘違いされる方もおられるかもしれません。一様と一応それぞれの意味を解説し、言葉の意味の違いについて紹介します。

目次

  1. 「一応」と「一様」
  2. 「一応」と「一様」の意味とは
  3. 「一応」と「一様」の違いとは
  4. 「一応」と「一様」を使った文章・例文

「一応」と「一様」

一応、オッケーです」あるいは「表情は一様に心配している。」とどちらも頻繁に聞かれる表現ですが果たしてどのような違いがあるのでしょうか?

違いを知っておくことは大切です。

さらに、一応と一様を混同して使っている方もおられます。

意味を理解することで正しい使い方を知っておきたいです。

さらに、それぞれの正しい読み方も学んでおきましょう。

「一応」と「一様」の意味とは

「一応」

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一応とは、「とりあえず、十分な状態ではないがひととおり、万が一」といった意味合いがあります。

一応の英語での表現は、「just in case」「once」「for the time being」「so far as it goes」などがあります。

要するにとりあえずの意味が強い言葉だと言えます。

読み方は「いちおう」です。

「一様」

一様とは「よくありふれていること、よくあること、または全部同じような様子」といった意味合いがあります。

一様の英語表現は「commonplace」「uniformity」「similarity」「equality」「be often the case」などがあげられます。

この一様は、「ありふれている」と「同一の」といった二つの言葉が混ざり合った独特の表現だと言えます。

それで、英語で表すのならcommonplaceとuniformityを二つ使う必要があるかもしれません。

読み方は「いちよう」です。

「一応」と「一様」の違いとは

この二つの違いは意味を見ればわかるように、

念のためが一応で、よくあるや同じようなが一様です。

間違える理由が読み方が似ているからだと言えます。

例文を出すと、「一様試してみましょう」と言いますが、実は念のために試しましょうと本人は言っているつもりでも使っている文字は間違っていると気づかれるはずです。

一様は代表的な使い方が「皆一様に」で、すべての人が同じようにという意味があることから分かるように読み方は似ていても一応とは異なるわけです。

間違いを避けるために違いをはっきりと知っておきましょう。

「一応」と「一様」を使った文章・例文

一応の例文

  1. 一応、今月のノルマは達成できました。
  2. 安全の為に一応確認しておきましょう。

一様の例文
  1. 皆一様に間違っています。
  2. この町の人はいろいろ言いはするが結局、意見は一様に反対である。

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