「不始末」の意味とは?意味や使い方を解説!

「不始末」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「不始末」について解説します。

目次

  1. 不始末
  2. 不始末の意味とは
  3. 不始末を使った文章・例

不始末

皆さんは「不始末」という言葉をご存知でしょうか。

認知度の高い言葉ではありますが、正しい意味や使い方を理解している人はそこまで多くはないかもしれません。

今回は「不始末」という言葉について詳しく解説します。

不始末の意味とは

不始末とは、以下の意味を持つ言葉です。

  • 物事の後始末をきちんとしないこと。だらしがないこと。
  • 他人に迷惑をかけたり不都合な行いをすること。
読み方は「ふしまつ」です。

否定の「不」が付かない形「始末」とは、「始めと終わり。物事のはじめから終わりまでの事情」「物事の最終的な締めくくり」という意味の言葉です。
「始末する」と動詞の形になると、「物事を片付ける」「(ごみなどを)捨てる、処分する」などの意味になります。

つまり、その否定形とは「きれいに片付かない」ということになります。
散らかっている状態は「だらしがない」し、考えが足りず中途半端なことをしてしまえばそれに関わる人にとって「不都合、迷惑」となります。

「不始末」という言葉がよく聞かれる用例として挙げられるのは、「火の不始末による火事」というものです。
これは料理で使った火やたばこの火など、生活の中で使った火をきちんと消さずにいたことが原因で起こった火事を指します。
火を消す、つまり「きちんと片付ける」ということを怠ったため、「火の不始末」という言葉で表されるのです。

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不始末を使った文章・例

  1. 部署内で関わりがあったため、自分が同僚の不始末を尻拭いすることになってしまった。
  2. 先日起こった火事の原因は、仏壇のロウソクの不始末らしい。

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