とはいえ
「とはいえ」という言葉について解説します。
「部長は課長のことを嫌いとはいえ、実力派認めている」「彼女のことを好きとはいえ、金遣いの荒さが気になる」といった使い方をするこの言葉。
みなさんも日常の中で見聞きしたり、使ったりしたことがあるのではないでしょうか。
なかなかに使い勝手の良い言葉ですので、きちんとした用量・用法を知って適切に使いたいものですよね。
ということで、ここではそんな「とはいえ」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
とはいえ(とは言え)の意味とは
とはいえ(とは言え) とは「前に述べた事柄と相反する内容を導く語」という意味の言葉となっています。
ということで「部長は課長のことを嫌いとはいえ、実力派認めている」といった場合、課長のことを「嫌い」という事柄と相反する「認める」という内容を導くために使われているのが分かるのではないでしょうか。
とはいえという言葉は、とは言うもののを略した形ともいえるので、この点も覚えておいてみてください。
この言葉は、相手から指摘などを受けた時に切り返す際などに仕える便利さがあります。
「業績があがっていませんよね?」「はい。とはいえこのコロナ禍の状況下で考えますと…」といった形で使えますので覚えておきましょう。
とはいえの使い方・例文
- 彼は動けるデブだ。とはいえ、デブはデブだ。
- 彼女はトップ女優の地位にいるとはいえ、とても気さくな人だ。