名代
皆さんは、「名代(みょうだい、なだい、なしろ)」という言葉をご存知でしょうか。
あまり頻繁に目にする単語ではないので、見聞きしたことの無い方も少なくないと思います。
この記事では、「名代」の意味や読み方、使い方を解説させていただきます。

名代の意味とは
「名代」とは、「みょうだい」「なだい」「なしろ」という3種類の読み方をする単語です。意味もそれぞれ異なる単語です。
まず、「みょうだい」と読む場合は、「誰かの代理」という意味になります。
例えば、本来であれば父親が参加しなければいけない場に父が参加できず、代理として子供が参加した場合など、「父の名代(みょうだい)として参りました」という使い方をします。
「なだい」の場合は、「名高い」「評判が良い」「名目」という意味になります。江戸時代の歌舞伎など、公式な興行師を指すこともあります。
「なしろ」は古墳時代の集団の一つで、「ヤマト王権に奉仕することを義務づけられた大王直属の集団」という意味です。
天皇や皇后、皇子の名前を与えられた皇室の私有民を指しますが、現代ではほぼ使われることの無い単語です。
名代の使い方・例文
ここで、「名代(みょうだい、なだい、なしろ)」を使った例文をご紹介します。
1.父が都合により参加できませんので、本日は私が父の名代として参加させていただきます。
2.店名に名代と付いているし、きっととても評判の良い老舗のお店なんだろう。
3.古墳時代の部民の一つに、名代という皇室の私有民がいたらしい。