一衣帯水
「一衣帯水」という四文字熟語の意味や使い方について解説します。
この「一衣帯水」という四文字熟語は、あまりポピュラーではないため耳なじみのない方も多いのではないでしょうか。
読み方は「いちいたいすい」となります。
2つの意味があり、少し難しい印象の四文字熟語です。
主な意味は「一筋の帯のように細い川や狭い川」となります。
衣帯は一筋の帯を指しています。
また、土地の特徴を言い表す際にも使用する言葉です。
今回は、そんな「一衣帯水」について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
一衣帯水の意味とは
一衣帯水という4文字熟語の意味を解説します。
一衣帯水には2つの意味があります。
まず、1つ目は「ひとすじの帯のように細い川。狭い川。」という意味になります。
使い方としては「一衣帯水の地に住んでいる。」といった表現が一般的です。
次に、2つ目は「海や川を隔てて隣り合っているが、距離が近いこと。」という意味になります。
使い方としては「親戚の家は一衣帯水の場所にある。」といった表現が一般的です。
この「一衣帯水」の「衣帯」とは帯のことを指しており、細く長いことを例えています。
そして「水」は、海や川のことを指しています。

一衣帯水を使った文章・例文
- 来月引っ越す場所は、一衣帯水の風光明媚な土地なので新生活が楽しみだ。
- 一衣帯水の距離にある隣の国だが、関係性まで一衣帯水とはいかないようだ。
- 一衣帯水の2つの国が昔のような良好な関係を取り戻すには、もう少し時間がかかりそうだ。