「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは?意味や使い方を解説!

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。頻繁に用いられることわざで覚えておくと、とても便利な言葉です。意味を正確に理解するために今回は「二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 二兎を追う者は一兎をも得ず
  2. 二兎を追う者は一兎をも得ずの意味とは
  3. 二兎を追う者は一兎をも得ずの語源
  4. 二兎を追う者は一兎をも得ずの類語・対義語
  5. 二兎を追う者は一兎をも得ずを使った文章・例文

二兎を追う者は一兎をも得ず

二兎を追う者は一兎をも得ずとはまさにこの事だ」とよく聞かれるフレーズでもあり、私たち日本人がよく使用することわざです。

しかし、このことわざの意味は何でしょうか?

また、英語ではどのように表現されるのかも調べてみます。

類語、対義語、語源も調べて理解を深めます。

二兎を追う者は一兎をも得ずの意味とは

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味は、「二つの事柄を同時にすると結局はどちらも成功せずに終わるという意味です。

この表現を英語で表すと、「He who runs after two hares will catch neither」となってまさに、直訳のような表現になります。



 

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二兎を追う者は一兎をも得ずの語源

このことわざの語源はローマからと言われています。

もともとは野兎と、とあるウサギを捕まえようとしていた若者が、一度に二兎をゲットできれば生活は楽になると考えトライしたが結局は一匹も捕まえられなかったという話です。

最終的に一匹ずつ捕まえることにして、確実に捕ることに専念するという話の続きがあるようです。

二兎を追う者は一兎をも得ずの類語・対義語

この表現の理解を深めるために類語を幾つか見てみましょう。

  1. 一も取らず、二も取らず
  2. 花もおらず、実も取らず
  3. 欲す鷹は爪落とす
さらに、対義語を見てみましょう。
  1. 一石二鳥
  2. 一挙両得

二兎を追う者は一兎をも得ずを使った文章・例文

例文を幾つかご紹介します。

  1. 恋愛を成功させるには二兎を追う者は一兎をも得ずだから今は恋愛だけに集中しなさい。
  2. 二兎を追う者は一兎をも得ずとある通り、器用に何でもできると思わないように。
  3. 失敗したのは、二兎を追う者は一兎をも得ずの通り、一つのことに集中しないことが原因です。

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