モジュール
皆さんは「モジュール」という言葉をご存知でしょうか。
デジタル分野に触れているとよく聞く言葉ですが、具体的には何を指す言葉なのでしょうか?
モジュールの意味とは
モジュールとは「建築の材料や部品などの、基準の寸法や単位」「工業製品などで、規格化された構成部分、あるいは単位」という意味です。
これだけではピンとこない方が多いと思われるので具体例を挙げると、パソコンに接続できる周辺機器を挙げることができます。
さまざまなメーカーからさまざまな種類の周辺機器が出ていますが、それらには全て共通の規格が使われています。
USBやHDMIなどの接続端子に対応しなければ接続することは不可能ですし、電圧などの規格を統一しなければパソコン・周辺機器双方の破損を招きかねません。
こういった「共通規格」をもった部品や構成部分のことを「モジュール」と呼ぶのです。
なぜ共通規格が必要なのかというと、「交換を可能にする」ためです。
共通規格があることで、部品の摩耗による新品との交換や、別の機能を持った部品との換装を容易に行うことが可能になるのです。
また、周辺機器だけでなくパソコン本体にも共通規格を導入することで、どのメーカーのパソコンでも同じOSをインストールすることができるというメリットもあります。
このように「モジュール化」が行われたことで、私たちユーザーが快適にパソコンを使うことができるようになったのです。
モジュールを使った文章・例
- 友人の趣味は、マニアックなモジュールを集めることだ。
- モジュールの組み合わせによって、コンピューターの使い勝手はガラッと変わる。