以降
使い方の難しい言葉として「以降」という言葉が存在します。
「17時以降」と言われ、「17時は含まれるの?」と疑問を持つ人も少なくないと思います。
意味を覚えていたとしても、ふとした時に意味の境界線が曖昧になることもしばしばあるのではないでしょうか。
もともとは法律用語ですが、今では一般用語として多くの人に使用されています。
意味を知らない人も覚えているけど不安という人もこの記事で「以降」の使い方をマスターしましょう。
今回は「以降」の範囲はいつからなのか例文を用いて解説していきます。

以降の意味とは
「以降(いこう)」とは「その時(とある出来事・時間)からずっと後」という意味です。
反義語は「以前(いぜん)」です。
「以降」は以降よりも前の言葉に記載されているものも含んだそれより後ということです。
例えば「2019年10月10日以降」という文章は「10日も含んでそれよりも後の範囲のこと」となります。
そもそも「以」という言葉には「用いる」という意味があり、以後や以降は含むと覚え、未満やより上などは含まないと覚えると、区別がつきやすいです。
「以降」と「以後」の違い
「以降」に似た言葉として「以後」が存在します。
「以降」と「以後」は意味はほぼ一緒ですが、使用するときの使い分けに違いがあります。
- 以降=「その時(ある出来事など)が確定しているとき」
- 以後=「その時(ある出来事など)が確定しておらず、あやふやなとき」
積極的に意識して使いわける必要はありませんが、覚えておくと役に立つことがあるので覚えておきましょう。
以降を使った文章・例文
「以降」を使った例文を紹介します。
- 次回以降、以下の改善点に気を付けてください
- 何時以降に予約を入れても大丈夫でしょうか
- 19日以降であれば、いつでも対応が可能です