目一杯
「目一杯」という言葉について解説します。
「今日は目一杯楽しんでください」なんて、よく聞く言葉だと思いいますし皆さんも普段から使うことがあると思います。
どなたも目一杯の意味は大体把握していると思いますが、話し言葉として使うことが多いこの言葉、みなさんはどういう風に発音しているでしょうか。
「めいいっぱい」「めいっぱい」どちらの言い方もあると思いますが、その言い方、読み方はもしかしたら間違いかもしれません。
ここでは、目一杯の意味はもちろん、読み方・使い方を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になって正しい言い方、読み方を整理してみてください。

目一杯の意味とは
目一杯とは「出来る限りを尽くすさま」「精一杯」という意味の言葉となります。
なので、「目一杯楽しむ」といった場合は精一杯楽しむ、限界まで楽しむといった意味になります。
この言葉は元々は、秤(はかり)の目盛りいっぱいであることからきており、転じて限度いっぱいであることや、そのさまを指すという意味を持つようになったと言われています。
「めいっぱい」と「めいいっぱい」のどちらが正しいのか
日本語には実際の発音と読み方にズレのようなものがある言葉がいくつかあります。
「体育館」もその一つだと思います。正しくは「たいいくかん」ですが、実際発音する際は「たいくかん」と言う方が沢山いるのではないでしょうか。
耳で覚えるのと表記で覚えるのでは違いが出てしまうということですが、目一杯もその一つと言えます。
発音では「めいいっぱい」「めぃいっぱい」といった感じだと思いますが、
正しくは漢字の通り「めいっぱい」と読むのが正解となります。
最近はスマホやPCなどで文字を打つことが多く、めいいっぱいと打つと変換できないので、お気づきの方も多いと思いますが、一応覚えておいておくといいでしょう。
目一杯の使い方・例文
- もし、目標を達成できなかったとしても、目一杯まで頑張ったという事実が大切かもしれない。
- 授業で目一杯手を上げて積極性をアピールした。