MVP
「MVP」という言葉をご存知でしょうか?読み方は「エムブイピー」です。
よくスポーツで、活躍した選手に贈られる賞を「MVP賞」といいますが、この「MVP」が何の略か知っている方は少ないのではないでしょうか。
また、ビジネスシーンで「MVP」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
今回は「MVP」について解説します。
MVPの意味とは
「MVP」とは、英語で「most valuable player」の略で、最優秀選手のことです。
読み方はそのまま「エムブイピー」。
「most valuable player」を直訳すると、「最も貴重な、価値の高い選手」という意味になります。
スポーツ、特にプロ野球で、シーズン中に最も活躍した選手に贈られる賞が「MVP賞」です。

「MVP」と「MOM」
サッカーでは、特に活躍した選手に対する称号として「MVP」がありますが、もうひとつ「MOM」という称号が贈られます。
「MVP」が、シーズンを通して、また一つの大会について一人しか選ばれないのに対し、「MOM」は、「man of the match(マンオブザマッチ)」すなわち一試合につき一人、その試合で印象的なプレーをした選手に贈られます。
ビジネス用語としての「MVP」
ビジネス用語にも「MVP」という言葉が存在しますが、意味は全く違います。
「Minimum Viable Product(ミニマムバイアブルプロダクト)」の略で、「実用最小限の製品」のことです。
実行可能な最小限の機能を搭載した製品・サービスのこと。また、顧客やエンドユーザーに商品として提供する前段階として製作したプロトタイプなど。
IT関連用語としての「MOM」
IT関連用語で「MOM(エムオーエム)」という言葉が使われた場合は、「Message Oriented Middleware(メッセージオリエンテッドミドルウェア)」といい、動作環境の違う二つのアプリケーション同士の情報をやり取りする仲立ちの役目をするソフトウェアのことになります。
MVPの使い方・例文
1.今シーズンのMVPに誰が選ばれるか、日本シリーズが始まる前から楽しみだよ。
2.テストユーザーにMVPを一定期間試してもらい、問題点を洗いだした。