座して待つ
「座して待つ(ざしてまつ)」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「座して待つ」とは、三国志で有名な人物である諸葛孔明が残した言葉から取ったものになります。
本来は「座して死を待つ」という形で使用されていましたが、例えとして用いる場合に「死」という言葉が入っていると不吉であることから、「座して待つ」に変化し、一般的に使用されるようになりました。
読み方は「ざしてまつ」となります。
年齢層の高い方々にとっては、耳馴染みがあるかもしれませんが、若い世代ではあまり聞いたことがない方の方が多いかもしれません。
この機会に「座して待つ」について詳しく知っていきましょう。

座して待つの意味とは
座して待つ(ざしてまつ)とは「何もせず、ただじっと座って待っている。静かにじっと待っている。」という意味になります。
この言葉の中にある「座して」とは、「じっとして。座って。」という意味になります。
また、諸葛孔明が残した言葉に「座して死を待つよりは、活路を見出さん。」という言葉があります。
この言葉は「何せずじっとしているくらいなら、やるべきことをやり、その中から人生における選択肢を見出した方が得だ。」というような意味になります。
また、この言葉の中における「座して死を待つ(ざしてしをまつ)」とは「戦などにおいて、武器を捨てて戦おうとせず、ただただ手をこまねいて滅ぼうとする態度や姿勢を表す言葉。」という意味になります。
この「座して死を待つ」という言葉も一般的に使用されることがあります。
座して待つの使い方・例文
- 座して待っているだけでは、事態が好転しない。