露払い
「露払い」という言葉について解説します。
「露払い役を買って出る」「露払いをさせるわけにはいかない」といった使い方をするこの言葉。
他にも、相撲の中継などでも出てくることがあるので、皆さんも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
とはいえ、日常生活の中でよく使われる言葉ではないので、きちんとした意味を知っているという方は意外と多くないかもしれません。
ということで、ここではそんな「露払い」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

露払い(つゆはらい)の意味とは
露払い(読み方・つゆはらい)とは
- 貴人の先に立って道を開くこと。また、その役を務める人。転じて、行列などの先導をする人、こと。
- 遊芸などで、最初に演じること。また、その人。
- 相撲で、横綱の土俵入りのとき、先導として土俵に上がる力士。
- 蹴鞠の会で、まず毬を蹴って懸(かかり)の木の露を払い落とすこと。また、その人。
ということで、「露払い役を買って出る」といった場合は「先に立って道を開く役を買って出る」という意味になることが分かるのではないでしょうか。
また、相撲の中継で見聞きする露払いは、3の意味のものになることも分かると思います。
4の意味で使われることは日常の中ではほぼないと思いますが、豆知識として覚えておいてもいいのではないでしょうか。
露払いの使い方・例文
- 先輩に露払いをさせるわけにはいかない。