臨場感
皆さんは「臨場感」という言葉をご存知でしょうか。
身近な単語なので、「りんじょうかん」という読み方も意味も知っている方が多そうですね。
今回は「臨場感」という言葉について詳しく解説します。
臨場感の意味とは
臨場感とは「実際にその場に身を置いているような感じ」という意味です。
読み方は「りんじょうかん」です。
「臨場感を感じる」という使い方は意味が二重になっているように思われますが、用例としては問題ないようです。
この形で使うのに抵抗があるようなら、「臨場感を感じる」を避けた言い替えとして「臨場感がある」「臨場感を味わう」などがあります。
この言葉を良く使う場面に関係しているのはスポーツの試合会場やライブ会場などの中継です。
この際の映像や音声に高品質のものが使用されていると、「臨場感」が高くなり、視聴者はより深く没入することが可能です。
発信する側はもちろん受信側も品質にこだわった機材で視聴すれば、効果はさらに高まります。
機材を売る側もこの点を強調すれば高額な製品を売れるので、宣伝文句に「臨場感溢れる」ことを謳った製品は世にあふれています。
また、直接見聞きしなくても、他の人の「臨場感たっぷり」な語りに引き込まれて疑似的な体験をしたように感じることもあります。
実際にそこにいなくても、まるで一緒に体験しているかのような気持ちを味わう感覚が「臨場感」なのです。
臨場感の使い方・例文
- このスピーカーは臨場感たっぷりのサウンドが魅力だ。
- ベテラン噺家の臨場感の溢れる語り口にすっかり引き込まれた。