四季折々
「四季折々」という言葉について解説します。
読み方は「しきおりおり」となります。
この「四季折々」という言葉は旅行雑誌などで、自然が魅力の観光地や宿を紹介する場合や、季節に応じた食材を使った料理を紹介する場合に用いられることがあります。
テレビやネットなどで目にすることもあり、耳馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
美しい日本語表現で、正しい意味を理解すると、自信を持って使うことができると思うので、この機会に「四季折々」について詳しく知っていきましょう。

四季折々の意味とは
四季折々(しきおりおり)とは、「春夏秋冬、そのときそのとき。」という意味になります。
春夏秋冬それぞれの持つ情緒や、それぞれの季節の産物について、使うことが多い言葉です。
よく、自然に囲まれた旅館を紹介する際に、「部屋の窓から四季折々の風景を楽しむことができます。」といった表現をします。
これは、「春には桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめる。」といった意味表現になります。
また、季節の食材を使った料理に対しては、「四季折々の料理を堪能できます。」といった表現をします。
四季折々の使い方・例文
- 四季折々の風景が楽しめると聞いて、東京から電車を乗り継いで山に囲まれた旅館へやってきた。
- 日本は、春はいちご、夏はすいか、秋は柿、冬はみかんと四季折々の果物を楽しめる。
- この料亭では、四季折々の食材を使った創作料理を堪能することができる。
- 自然が多いこの町は、通勤途中に四季折々の風景を楽しめるので、幸せだ。