「囃し立てる」とは?意味や使い方を解説!

「囃し立てる」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「囃し立てる」について解説します。

目次

  1. 囃し立てる
  2. 囃し立てるの意味とは
  3. 囃し立てるの使い方・例文

囃し立てる

皆さんは「囃し立てる(はやしたてる)」という言葉にどういうイメージを持ちますか。

人の失敗を大勢であざ笑っている情景が浮かんでくる人も多いのではないかと思います。しかし、この言葉が使える状況は悪いことだけではありません。

今回は「囃し立てる」という言葉について詳しく解説します。

囃し立てるの意味とは

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囃し立てるとは「盛んにはやす」という意味です。
読み方は「はやしたてる」です。

「はやす(囃す)」とは何かピンとこない方もいらっしゃると思います。
第一の意味は、楽器などを賑やかに演奏することです。祭りで奏でられる音楽を「お囃子(おはやし)」といいますが、そのイメージで考えていただければわかりやすいでしょう。
そこから転じて、たとえば特定の人や物に対してヤジを飛ばしたり、逆にほめたたえたりといったようなことを騒々しく行うことも「はやす」と言います。
この「はやす」を勢い良く行う様子を表したのが「囃し立てる」という言葉です。

先述したように、「はやす」は相手をほめたたえる、つまり良い意味でも使うことができる言葉です。ということは、「囃し立てる」も良い意味で使うことができる言葉であるはずです。
実際、サッカーなどの試合で選手がゴールを決めた時に観客席が盛り上がる様子を「囃し立てている」と表現することができます。
また、「世間の人が彼の評判を囃し立てている」と使うと、この評判が良い意味でも悪い意味でも成立する文章になります。
しかし、実際には「囃し立てる」は悪い意味で使われる割合がかなり多いです。悪い噂は良い噂より圧倒的に早く広く広まりますから、それだけ多くの人々が「囃し立てる」のでしょう。

囃し立てるの使い方・例文

  1. 聴衆は彼女のミスを盛んに囃し立てた。
  2. 逆転のゴールが決まり、スタジアムを埋めた観客たちはいっせいに囃し立てた。

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