わりかし
「わりかし」という言葉について解説します。
みなさんも会話の中で一度は聞いたことがある、または言ったことがある言葉だと思います。中には日常的に使っているなんて方もいらっしゃるかもしれません。
そのくらいこの「わりかし」という言葉は、日常的に使う意味を持った言葉となっています。
なんとなく、前後の会話や文脈から意味は分かっているとは思いますが、ここで改めて意味や使い方をきちんと整理して把握してみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧になってみてください。

わりかし(割かし)の意味とは
わりかし(割かし)とは「比較的に・割合にという意味をもつわりかたの俗語的な言い方」という言葉となります。
思ったよりも、意外にといったニュアンスで使われることがほとんどで、たいていは想像より良かった場合など肯定的な意味の時に使われるといえます。
この言葉は、1959年~1963年に上映された東宝映画「お姐ちゃんシリーズ」から流行したともいわれています。
わりかしという言葉、言い方は甲州弁、焼津方言、但馬方言などにもあり、いみとしては割り合い、わりとという同じような意味として使われているようです。
わりかしの使い方・例文
- 今回のワールドカップ日本代表はわりかし良かったというよりはかなり良い結果だったと思う。
- もしかしたら予算オーバーしちゃうかと思ってたけど、わりかし安く済んでよかった。
- 今日入ってきた転校生の男の子、田舎から来たって言ってたけどわりかしオシャレっぽかったよね。