なんでやねん
関西地方の方言である「なんでやねん(何でやねん)」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「なんでやねん」という言葉は、日常生活で自然と使われます。
また、関西弁や大阪弁の芸人による漫才やコントの中でもツッコミのフレーズとして多用されています。
関西以外の出身の方は、この「なんでやねん」という言葉がどんな場面で使われているのかをあまりご存知ないかもしれません。
単に「なぜ」という意味合いで使われる言葉ではないので、この機会に「なんでやねん」の詳しい意味合いについて深く知っていきましょう。

なんでやねんの意味とは
なんでやねん(何でやねん)とは、関西弁や大阪弁で「思うようにならないときや、後悔、憤怒を表現するときに用いる言葉。」という意味になります。
標準語に置き変えると、単に「なぜ」と疑問を呈する際にはあまり使われません。
どちらかというと、「なんでこうなってしまったんだ。」というニュアンスで使用されることが多いです。
例えば、日常生活では、「電車が遅れて大切な会議に間に合わない」「恋人に浮気をされてしまった」「飲食店に行ったら臨時休業だった」といったシチュエーションで使われることが多いです。
また、漫才やコントにおけるツッコミのフレーズとしてもこの「なんでやねん」という言葉が多用されます。
漫才における「なんでやねん」は、標準語に置き変えると「なんでだよ」や「おかしいだろう」といったニュアンスで使用されます。
なんでやねんの使い方・例文
- 東京出身の男性が、関西の方言を真似して「なんでやねん」と言ったら周りから冷ややかな目で見られていた。