ちょける
「ちょける」という言葉について解説します。
ちょけるというこの言葉。この言葉に馴染みがあるかないかで、もしかしたらみなさんの出身地がある程度わかるかもしれません。
関西圏出身の方にとっては身近な言葉の一つかもしれませんが、その他の、特に東日本出身の方にとってはあまり耳馴染みのない言葉と言えるでしょう。
テレビの中で関西の芸人さんが使うのをたまに見聞きするといった程度で、どのような意味なのかあまり分からないという方も多そうです。
ここでは、そんなちょけるという言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

ちょけるの意味とは
ちょけるとは「ふざける、おどけるといった意味で使われる関西弁」となっています。
ちょけるという言葉と並んで出てくることが多い関西弁に「いちびる」という言葉もあり、ニュアンス的にはちょけるもいちびるも近いと言われています。
ちなみに「いちびる」の意味は「調子にのってはしゃぎまわる、出しゃばる、図にのる」となっているので、あまり良い意味で使われる言葉ではないかもしれません。
例としては「ちょけてんと(いちびってんと)しゃんとしぃや」=「ふざけていないでちゃんとしなさい」といった感じで使われます。
関西の方であれば使い方はマスターしていると思いますが、それ以外の出身の方は無理にこの言葉を使うと変な空気になりかねないので、注意しましょう。
ちょけるの使い方・例文
- いつまでもちょけてんと、真面目にしよーや
- だいたいのことを許してくれる彼女が「ちょけんといて!」と言った時は、マジで怒っている時。