わちゃわちゃ
「わちゃわちゃ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
擬音を使った造語やネット用語のように見えますが、実際は方言辞典にも載っているれっきとした大阪弁で、福井や北海道の一部の地域でもこの「わちゃわちゃ」が方言として使われています。
そんな「わちゃわちゃ」について、意味や使い方など詳しくご紹介していきます。
わちゃわちゃの意味とは
わちゃわちゃとは、大阪弁で「大勢が人がそれぞれ口々に話している様子」を意味します。
授業開始前の教室で生徒がいくつものグループに分かれて喋っている状態を指す言葉で、本来はあまり良い意味で使われる言葉ではありません。
ただ、アイドルグループが出演するテレビ番組などで、グループのメンバーがわちゃわちゃする様子を見るのが好きだという人達もいることから、ポジティブな意味でわちゃわちゃが使われるケースも増えています。
このことからネット用語だと勘違いされるようになりましたが、日本の至る地域の日常生活で使われてきた言葉です。
大阪以外の地域でも方言として存在するが、どの地域でも同じ発音、同じ意味として使われている。

わちゃわちゃの使い方・例文
- 教室内が異常なほどわちゃわちゃしていたため、授業を始めようとしていた先生に怒られてしまった。
- 私にはメンバーがグダグダしているようにしか見えないが、彼女にとってはメンバーがわちゃわちゃするのがたまらないらしい。
- 仲の良い人同士でわちゃわちゃするのは勝手だが、少しはぼっちの気持ちも考えてほしいなと思った。