「うったて」とは?意味を解説!

「うったて」という言葉をご存知でしょうか?「うったて」は標準語ではないのか、どこの方言なのかを解説します。

目次

  1. うったて
  2. うったての意味とは
  3. うったての使い方・例文

うったて

みなさん「うったて」という言葉を聞いてどんな意味だと思いましたか?

うったては岡山県や香川県や徳島県で使われている方言です。
中国・四国地方の数県でしか使われていないこの「うったて」という言葉についてしっかり理解しましょう。

うったての意味とは

うったては岡山県や香川県や徳島県で、特に書道の時によく使われる言葉です。

うったてを標準語で表すと「書道の起筆のこと」「最初の取り掛かり」を表します。

書道において、「起筆」「送筆」「収筆」という3つの基本的な動作があります。

  • 「起筆」は、筆を紙につけて書き始めること
  • 「送筆」は、筆を運ぶこと
  • 「収筆」は、紙から筆を離すときの書き終わりのこと
うったてはこの書道の「起筆」と同じ意味を表します。

書道は、小学生の頃など義務教育時代に一度は習字の授業として経験するかと思います。

その際に、岡山県や香川県や徳島県に住んでいる方々は習字の先生から「うったてを大事に書くと上手に見えます」など教えられた人が多いのではないでしょうか。

日常生活で、書道の「起筆」という言葉を使うことは滅多にないかと思います。
「起筆」という意味で使う「うったて」も同様で使うことは滅多にありません。

大人になり、岡山県や香川県や徳島県以外の人と結婚して子供ができた際に、子供に書道を教える時に「うったて」が標準語じゃないと知る人もいるそうです。

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うったての使い方・例文

  1. もっとうったてを意識して文字を書いてみると上手に見えると思うよ。
  2. 何事もうったてが大事だ。開店初日気合い入れていこう。

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