「艱難辛苦」とは?意味や読み方を解説!

「艱難辛苦」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「艱難辛苦」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 艱難辛苦
  2. 艱難辛苦の意味とは
  3. 艱難辛苦の類語
  4. 艱難辛苦の由来
  5. 艱難辛苦を使った文章・例文

艱難辛苦

艱難辛苦(かんなんしんく)」という言葉の意味について解説します。

この「艱」という漢字はあまり使われることはないし、読み方も考えてしまいます。「辛苦」の意味はなんとなく分かると思います。

「艱難辛苦」とはどんな状況の時に使うのか。意味をご存知でしょうか。

この機会に意味を理解してみましょう。
 

艱難辛苦の意味とは

艱難辛苦とは「人生で起きる非常な困難に苦しみ悩むこと」という意味になります。
読み方は「かんなんしんく」です。

人は生きていくうえで様々な出来事に遭遇しますが、その出来事が深く苦しい壁のような困難さを伴っていることです。

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艱難辛苦の類語

<類語>
「四苦八苦」「焦心苦慮」「千辛万苦」「粒粒辛苦」
「艱難辛困」「難行苦行」「天歩艱難」

<英語>
「difficulties」「hardships」「trial and tribulation」

艱難辛苦の由来

<由来>
「艱」は「難しくて動きがとれない」という意味です。
「難」は「災難」「困難」という意味です。
「辛苦」は「つらく苦しい思いをすること」という意味です。

いずれの言葉も苦しく困難であるという意味の重なりを強調してるのが分かります。

「艱難汝を玉にす」ということわざがありますが、人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するという意味です。
 

艱難辛苦を使った文章・例文

<例文>

  1. この艱難辛苦に耐えることが出来れば、見通しは明るい。
  2. 今まで苦労の連続ばかりだったのに、それ以上の艱難辛苦が待ち受けているなどとは非情である。

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