パヨク
「パヨク」という言葉をご存知でしょうか?
2015年ごろからインターネット上で使われ始めた言葉なので、知らない方も多いかと思います。
「パヨク」と並んで使われるのが「ネトウヨ」という言葉です。
どちらも、侮蔑的に使われる言葉でいい意味ではありません。
今回は「パヨク」について解説します。

パヨクの意味とは
「パヨク」とは、「インターネット上で左翼的な発言をする人」に対する侮蔑表現です。逆に、「インターネット上で右翼的な発言をする人」を侮蔑した表現が「ネトウヨ」となります。
「パヨク」が2015年以降にできた比較的新しい言葉なのに対し、「ネトウヨ」は2000年代前半ごろから使われています。
「左翼的発言をする人」に対する蔑称としては、他に「ブサヨ(ブサイクな左翼)」という言葉がありますが、こちらはあまり使われなくなっています。
いずれにしろ「パヨク」や「ブサヨ」、「ネトウヨ」という言葉は、ヘイトスピーチを誘発するような侮蔑的表現ですから、興味本位で使う言葉ではありません。
左翼・右翼というのは、もともとフランス革命時の議会の座席に由来しています。
議長からみて左側が「革新派」、右側が「保守派」に別れて座っていたことから、政治的な立場を明確化する言葉として定着しました。
しかし現在の日本では、左翼とは「反原発・反安保法制・日本共産党支持」という意味で使われることが多く、右翼は「自民党(特に安倍首相)支持・軍事力強化・国粋主義」という意味で使われることが多いようです。
パヨクの語源
「パヨク」の語源は、「しばき隊」という左翼組織の人が「ぱよぱよちーん」という言葉を使っていたことから由来します。「ぱよぱよちーん」の意味は定かではありませんが、twitter上での挨拶の言葉として使っていたようです。
パヨクの使い方・例文
1.ツイッターでパヨクがなんか吠えてるw
2.「パヨク」は、ネットスラングだ。