チー牛
「チー牛」という言葉について解説します。
みなさんはこの「チー牛」という言葉をご存じでしょうか。
この言葉はSNSなどで使われる若者言葉・ネットスラングなので、そういったことに縁遠い方にとってはまったく分からない謎の単語かもしれません。
ネットスラングや若者言葉は生まれてから消えるまでのサイクルが早いものですが、この「チー牛」という言葉はじわじわと広がりを見せていて、市民権を獲得しつつあるとも言われています。
ここではそんなチー牛という言葉について、意味や使い方・読み方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
チー牛の意味とは
チー牛(読み方・ちーぎゅう)とは「すき家の3色チーズ牛丼の特盛、温玉付きを頼みそうな陰キャな顔(または人)」という意味の言葉となっています。
となっています。と言われてもやはり意味が分からない。という方もいらっしゃると思います。
意味を紐解いていくと、すき家という牛丼チェーンの人気メニューに3色チーズ牛丼という三種類のチーズがのっかている牛丼があり、就職に苦労している人はだいたいそれを特盛の温玉付きで頼みそうな陰気な雰囲気を放つ似たり寄ったりな顔をしている。という差別的なニュアンスを含んだネット掲示板への2008年の書き込みが元となっているようです。
それが時を経てSNS上で、パッとしないその辺にいそうな陰キャ顔といった意味で、主に自虐する際に使われるようになったようです。
ちなみに陰キャとは「陰気なキャラの略で、スクールカーストの下位にいるような大人しくてダサい人」といった意味の言葉です。陰キャの反対は陽キャで、陽キャの意味は「陽気なキャラで、スクールカースト上位のイケてる人、面白い人、人気者」といった意味になります。

チー牛とされる特徴
- 眼鏡
- 黒髪
- 子供のような髪型
- 覇気のない抜けた顔
- 悪い意味で童顔
- 大人なのに中学生のようで気味が悪い
- ギャンブル・煙草をやらない
- 低身長
あまり良い意味の言葉ではないので、使う際は用法容量を守ってご使用ください。